貿易実務検定C級に最短で合格する方法(過去問から解けば合格)

貿易 Trade

貿易実務検定C級に最短で合格したいど時間もお金もかけられない…

勉強時間はどのくらい必要なの?

どうやって勉強したら効率よく勉強できるの?

結論

この記事は、貿易実務検定C級に最短の勉強時間で合格するためには、

過去問を解く⇒テキストで理解する

を繰り返すことで、最短で合格できるということを実体験をもとに
説明していきます。

この記事を書いている筆者は、
貿易実務未経験で2週間勉強し合格しました。
勉強時間は平日1時間から1.5時間、土日は3~6時間くらいでした。
ちなみに合格後、貿易実務を3か月経験し、続けてB級も取得しております。

学習の手順

1. テキスト本と過去問とふせんを準備

テキスト本は下記の2冊の本がおすすめです。

とにかく薄くてポイントを絞っている分かりやすいテキスト本が良ければこちら。
私は、会社の同僚が持っていた本を1日だけ借りて読みましたが、図が多くて分かりやすかったです。

少し分厚い本ですが、細かい説明がある方がいい方、試験後実務の辞書として使いたい方はこちら。
私は、こちらの本を購入し、よく分からないところを調べるために使いました。

過去問貿易実務検定C級本試験問題
試験を実施している日本貿易実検定協会で購入します。
短期合格を目指すなら必ず購入しましょう。

ふせんは、100円ショップなどで十分ですが、しおりになるように「紙」ではなく
プラスチック素材の硬めのものがおすすめです。
色はお好みですが、私は「赤」「黄」「青」の3色を使っています。

2. 学習のポイント

このような貿易の相関図がテキストに記載されています。

貿易について学習するときは、自分が全体の流れの中のどの部分を学習しているのか
ということを常に意識することが大事です。
筆者も、最初のうちは、取引がどこから始まっているのすら分かりませんでした。
しかし、現在は、実際に仕事で新たな取引が始まる際に、自分でざっくりと商流図が書けるようになりました

3. 学習スケジュール

学習スケジュール
  • 1. 過去問を眺める

    まずは、過去問を眺めてください。
    ほとんど意味が分からない方は2に進み、
    実務である程度用語が分かる方は3へ進みましょう。

  • 2. テキスト本のななめ読み

    まず、目次を読み、全体の内容をおおざっぱに把握します。
    それから、テキスト本をななめ読みしていきます。

    特に、上記のような貿易の流れの図などを見て、
    自分はどこを学習しているのかを意識するのがすごく大事です。

  • 3. 過去問を読む

    過去問を解くのではなく読みましょう。

    具体的には、問題を読んで一応解答を考えて、
    すぐに解答と解説を見ていきましょう。

    どのような問題が出て、
    どのような解答が求められているか
    そのためには、どのような知識が必要か

    を知ることが最短合格の近道です。

  • 4. 過去問を解く

    いよいよ過去問を解いていきます。

    過去問を解く=分からない問題のピックアップ

    ととらえてください。

    解ける問題はどんどん解いていき、

    問題の意味すら分からなかったら、ふせんを貼っておきます。

  • 5. 答え合わせして、間違えた問題のみチェック

    答え合わせをし、解答を読むときに4段階に仕分けします。

    仕分け方法
    • ふせんなし⇒正解。もう解く必要がない
    • 青色ふせん⇒正解。もう一度復習したい
    • 黄色ふせん⇒不正解。解答を読めば理解できる内容
    • 赤色ふせん⇒不正解。解答を読んでも分からない内容

  • 6. 間違えた問題の学習をする

    解答を読み、分かればそれで完了とします。

    解答を読んでも分からない問題のみ、テキストに戻って内容を理解します。

    ただ、あまり時間をかけすぎないようにします。
    また問題が解けなかった時に戻ってくれば大丈夫です。

  • 7. 過去問の間違えた問題のみ解く

    5で理解度別に仕分けした問題のみを解いていきます。

  • 8. 解けたらチェックを外す 

    答え合わせをし、正解したらふせんを更新します。

    例えば、
    青色ふせん⇒ 正解 ⇒ ふせんをはずす
    黄色ふせん⇒ 正解 ⇒ 青色ふせんに
    赤色ふせん⇒ 不正解⇒ そのまま

  • 9. 7⇒8を繰り返す

    あとは、7⇒8を繰り返していくことで、
    だんだんとふせんが減っていきます。
    すなわち、簡単な問題は一度の学習で完了し、、
    難しい問題は何度も繰り返して覚えていく
    ことができます。

    また、回数を重ねるごとに、ふせん自体が減っていくので、

    「一目で学習の進捗度合いが分かります」し、
    「解くべき問題が一目で分かる」ので

    学習のモチベーションが保ちやすくなるのではと思います。
    (実際私がそうでした。)

3. 試験について

検定試験のお申し込み

貿易実務検定は、年4回(5月、7月、10月、12月)実施されます。
こちらからお申込できますが、お申込期間以外はお申込みができませんので、
ご注意ください。

うっかり受験申し込みを忘れてしまう方は、申し込み開始日をスマホのスケジュール帳に入れるか、リマインダーでセットすることをおすすめします。

C級は基本的な知識を問われますし、過去問がそのまま出題されたりもするので、
申し込んでから受検しても、過去問を中心に繰り返し学習すれば
十分間に合うと思います。

受検者数と合格率

毎回1000名から1500名くらいが受験し、50%~70%の合格率です。
こちらが合格率の推移です。

高い合格率ですが、C級は80%以上で合格となっているので、
取れる問題を落とさないように注意が必要です。

まとめ

以上、貿易実務検定C級合格するためには、過去問を解く⇒テキスト本で理解する
を繰り返すことで、最短で合格できるということを、実際の勉強の進め方を紹介しながら実体験をもとに説明してきました。

貿易実務検定C級に興味がある方はぜひ、トライして合格をつかみ取ってください。

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